2018年に御園座で古川雄大さんバージョンを観劇して以来、3年ぶりのモーツァルト。
井上芳雄さんバージョンもDVDで観たことはあったけれど、山崎育三郎さんは初めて。
3人それぞれ、モーツァルトのキャラクター像が少しずつ違っていて、面白いなと思います。
なんとなく、井上さんが一番明るいと言うか軽やかな感じ。古川さんは少し優等生よりでやんちゃ感が控えめ。山崎さんは一番影の部分が濃いように感じました。
自身との葛藤、家族との関係。シカネーダーをはじめとする周りの友人達。バルトシュテッテン男爵婦人やコロレド大司教との関係。
端から見れば、成功者のはずと思ってみたり、でもモーツァルト自身はずっと苦しかったのかななんて思ったり。
思うことはたくさんあるのに、うまく言葉にできないのがもどかしい。
モーツァルトを観るとどうしてもベートーヴェン(No.9‐不滅の旋律‐)と比べあわせて見たくなるのですが、どちらも父親に認めてもらいたい気持ちが大きいんだよなと思います。
ミュージカルは音楽に溢れているのがやっぱり良いなぁと思います。あんな風に歌えるようになりたい。(まあ、なれたら歌手なりなんなりになれるのですが。)
出来ることなら、生で観たかった。いつか、また劇場で観たい作品のひとつです。
2021年6月6日(日)
uP!!!配信
17:00~